日本と違う走行距離の感覚

記者:お得なクルマってないんでしょうか?例えば日本で言う新古車みたいなクルマとか。

昔は、9月10月には前の年のモデルが2~3千ドル値引きされて売られるということが良くありました。しかし最近は管理も進んで、在庫自体オーバーストックをしなくなってきて、大幅な値引きというのは少なくなってきています。日本のようにディーラーが数字を稼ぐために新車を何台も登録して、すぐに新古車で放出するというような非合理的なことをする必要もないですし。

クルマの価値と価格ということで言うと、アメリカでは中古車の市場価値が日本より高いですね。走行距離ということにもあまりこだわらない人が多い。日本だと、5~6万キロも走れば「過走行」とみなされて、中古車では敬遠されたり価格がぐっと落ちることがある。
でも、こちらでは10万キロ以上走っていても問題なく結構いい値段で売っています。

基本は、アメリカ人には、動いているクルマには実用的な価値があるという考え方があるのですが、別の理由もあって、ちょっと走ればすぐにフリーウェイというアメリカの道では、機械の負担が少なく、走行することによってクルマが受けるダメージが日本ほど大きくはないのです。

夏の灼熱の東京の道で何時間も渋滞の中を走ると言うのは、クルマにとっては非常に負担がかかります。エンジンルームの中の温度が上がるから、ゴム類やホースの消耗も進むし、エンジン自体にも負担がかかる。その上、温度だけでなく、湿度も高いので日本の道というのは本当に大変です。

こちらでは、日本ほど過酷な条件で走っているわけではないので、クルマに対する距離の感覚が大きく違います。中古車は使われ方によって大きく程度が変わるので、もちろん一概には言えないのですが、同じ走行距離ならアメリカの中古車の方が程度が良いことも事実です。

ちなみに、うちの在庫のクルマはどれも程度が抜群。点検や整備は正規工場で早め早めにやっているし、消耗品の期限が来る前に部品はすべて交換済み。買ってからも手がかからないとよく言われます。
値段だけみて安いものに飛びついても、買った後に大きなお金がかかってしまったという話はとてもよく聞きます。クルマは大切にメンテナンスしてあげなければいけないものなので、必要なことにお金をケチってはいけないんですよね。

例えば、この前4万マイルくらい走ったレクサスRXの問い合わせがきたときに 、お客さんに内外装の写真をメールで送ったら、「内装写真は、新車の時のものですか?」と言われました。先週撮ったばかりの現状の写真ですよ、と言ったら驚いていた。6年前のクルマとは思えないと。

もともと、うちにある中古車は日本人が使っていたクルマがほとんどなので、丁寧にきれいにつかう人が多いんですよね。さらにうちでは納車前に、内装専門の業者がきれいにクリーニングをします。こういう職種はDetail shopというんだけど、アメリカの業者で、腕のいい人は本当にすごい。内装を徹底的にやるので、汚れやシミも少ないし、さらに車内の臭いまで完全に気持ち良いものになるわけです。確かに、新車に近く見える内外装のクルマも少なくありません。

そのお客さんは、写真だけでなく実物を見たときにも綺麗なので驚いていました。レクサスRXの内装はベージュのレザーだったので、特に仕上がりが気持ち良かったね。お客さんは気に入って、購入してくれました。

僕はお客さんには喜んでもらいたいし、面倒を掛けたくない。だから、メンテナンスでもクリーニングでも必要なものは全部済ませて納車ということを心がけています。

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